このたび、大阪公立大学大学院看護学研究科看護情報学専攻に合格しました。実は3年前に受験を予定していましたが、職場から認定看護師教育課程の受講を強く要望され、進学を延期することとなりました。認定課程での学びを経て、看護をより科学的に探究したいという思いが一層強まり、今年ようやく受験を実現できました。
今年度は院予備に通うことはできませんでしたが、金先生が志望校を確認し、過去問を送付してくださったことに深く感謝しています。そのご配慮が多忙な日々の中で大きな励みとなりました。院予備に在籍していた頃から、英語には週に一度必ず触れる習慣を続け、日々の臨床業務でも医療用語を英語に変換し、略語がどの単語の略かを考えながら学ぶことで自然と医療英語を身につけました。さらに入試1か月前からは紙の辞書を使用し、時間を測定して効率的に学習を進めました。院予備で学んだ英文の構造を正確に理解して直訳することが合格の鍵となりました。
少人数制の授業では先生に質問しやすく、共に学ぶ仲間たちからも多くの刺激を受けました。異なる領域の看護師同士が互いに尊重し助け合う姿勢は、院予備の理念である「信頼・尊敬・助け合い」を体現しており、その精神が今回の挑戦を最後まで支えてくれました。
仕事と勉強の両立は容易ではありませんでしたが、周囲の支えによって夢を形にすることができました。今後は、看護情報学の学びを通じてデータに基づく看護実践を追究し、より安全で質の高い医療提供に貢献していきたいと考えています。
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