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私は大学院試験を受ける年の4月に院予備に入校し、そこからの4か月間は金秀日先生の丁寧なご指導の下、大阪大学大学院並びに神戸大学大学院の合格を勝ち取ることができました。
大学院試験や研究計画書について、右も左もわからない中、8月と9月の試験に向けて急ピッチで研究計画書を仕上げないといけない状況でしたが、そんな詰めのスケジュールにおいても、金先生は粘り強く私を指導してくださいました。最初は週1回の授業であったのも週2回の授業に増やしていただくなど、受講生に寄り添った対応をしていただいたことは感謝してもしきれません。
私の場合、最も重要であったのは研究計画書でした。第一志望の大阪大学大学院の入試では研究計画書がいかに説得力を持つかで合否が決まるといっても過言ではないからです。研究計画書を作成するとき、「なぜ、○○のように思うのか」「その研究の独自性(先行研究との違い)とは何か」ということを指導のたびに質問され、それに如何に答えるかということを繰り返し行うことで、計画書の不足しているところを補うことが出来ました。また、この問答を繰り返すことは面接対策にもなりました。面接においても自分の研究の独自性と公益性を伝えることが出来たのは、この問答のおかげであったと強く確信しております。
専門試験対策でも、金先生との議論は非常に有意義なものとなりました。専門試験対策では主に政治学や国際関係論を扱うことになりましたが、テキストにある知識のみならず、金先生との問答を通してその背景について考察し、その背景を交えた事象について論述形式で述べる練習を行ったことで、本試験でも自信のある答案に仕上げることができたと感じております。
短期間のご指導で、私を大学院試験で合格するレベルまで昇華してくださった金先生の卓越したご指導に改めて感謝申し上げます。大学院試験に不安のある方は一度、院予備で金先生をはじめとする講師の皆様方にご相談することをお勧めします。本当にありがとうございました。
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