私が、院予備に通い始めたのは、大学院入試の約1年半前でした。私は、大学院入試に向けて、予備校を探していたのですが、講師の質、生徒に対する対応、授業のレベル、そして授業料等を考慮して検討した結果、院予備がベストだと考え、お世話になることになりました。
以下では、私の受験科目であった、英語(主にTOEIC)、専門科目、研究計画に分けて、私の勉強方法、対策等を述べたいと思います。
(TOEIC)
私が、院予備に通い始めた時のTOEICのスコアは600点でした。そして、最終的には870点だったと思います。点数の推移に関しては、アバウトですが、10月頃に730点、12〜1月頃に800点、3〜4月頃には870点だったと思います。私が、TOEICで重要だと思う点は、①構文の把握、②解答の順番、時間配分、③運だと思います
① については、院予備で開講されている授業(速読のための文法講座)で習ったことを常に実践することを心がけました。特に、指示語の把握、SVの把握、そしてANDの使い方等はTOEICの様な短時間で大量の情報を処理するといった場合にも大きな助けになりました。
② について、①でも述べたように、TOEICは短時間で大量の英文を読まないといけないため、時間配分、解答の順番は自分にあった方法をみつけることが必要になると思います。私の場合は、文法問題がかなり苦手で、いつも文法のところで時間をとられ、最後のパートを解答できない時が多々あったため、最初に文法に使う最低限の時間(1問30秒)だけ残して、先に後ろからすることで、かなり点数がプラスになりました。
③ についてですが、やはりTOEICにはある程度の運も必要だと思いました。受ける月によって問題の難易度も変わりますし、自分のコンディションによってもスコアは変わってくると思うので、ある程度回数を受けることも、TOEICでスコアをとる重要な要素となると思います。ちなみに、私はほぼ毎月受けていました。
(専門科目・研究計画)
専門科目を本格的に勉強し始めたのは8月頃だったと思います。当時、院予備には、私の専攻の先生がいなかったため、金先生自ら探してきてくれました。
専門科目について、8月〜翌年の3月までは、ひたすら基本書を読み、担当講師の作成したレジュメをもとに、勉強を進めました。そして、ある程度、基本知識が定着したところで、あとは、ひたすら予想問題を設定して、その解答を作成していました。
次に、研究計画についてですが、私が、本格的に、研究計画について取組みはじめたのは、12月頃からでした。まず、最初に金先生そして担当講師と相談してテーマを設定しました。そのあと、それに関連した論文を読み、それを下に、担当の先生に添削・質問を受けるというものでした。提出期限の直前は、授業を一コマ使っていましたが、通常は1時間を専門科目、もう一時間を研究計画に使うという感じでした。
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