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大学院入試コース

大学院受験の概略

 従来の研究者育成目的の大学院だけでなく、実務的な専門職育成を目的とする大学院または専門職コースが相次いで設立されています。また、専門職大学院の多くが社会人入試を実施しています。(一部の研究者育成大学院でも社会人入試を実施しています。)
 従って,大学院受験をお考えの方は、@研究者を目指すのか、専門的資格取得を目的とするのか A一般入試で受けるのか、社会人入試で受けるのか、を良く吟味する必要があります。一般的には、@専門職大学院の方が受験科目が減り A社会人入試の場合はさらに試験科目が減ります。私立大学の社会人入試の場合、英語の試験が免除されることが多くなります。また,社会人入試では学科試験が免除され、志望理由書・研究計画書の提出とそれに対する口頭試問で合否が判定されるところもあります。ただし、口頭試問において基礎学力の水準が問われることがほとんどですので、基礎的な学習を積んで置いた方が賢明です。


事前学習の仕方

 大学院入試は一部の研究科を除き、一般に難関国公立大学は8月下旬から10月上旬にかけて入試のピークを迎えます。(文学研究科は年明けになることが多いのでご注意ください。)私立大学の場合は9、10月と1、2月に入試日を設定することが多くなります。これ以外に11、12月に入試を設定し、年3回の受験機会を設けている私立大学も少なくありません。一般に私立大学の大学院受験は国公立と受験期の重なる9、10月が若干入りやすいようです。
 院予備に通う受講生は12月から4月に入学する人が最も多いと言えます。短期集中型学習を別にして、10ヶ月程度のカリキュラムを事前に学習される方が最も一般的です。入学月の遅れた方はフォローアップ講座に参加して、結局10ヶ月分程度のカリキュラムを集約的に学習するのが普通です。勿論、既に専門知識をお持ちの方はこの限りではありません。


院予備 〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目5-7 三旺ビル3F TEL:06-6311-1385