私は税理士試験会計2科目に合格した後、税法科目の受験を数年間続けておりましたが、自身の年齢や環境の変化から資格取得の時期を意識するようになり、税法1科目の知識がある程度固まったところで、科目免除を受けるために大学院入学を決意しました。大学院受験にあたって一番の障壁に感じたのは、とにかく得られる情報が少ないということでした。ネットで調べようとも真偽の分からない情報が錯綜し、どのように手を付けたら良いのか分からない状況の中で、幸いにも大学院受験を経験している知り合いの方からの紹介でこちらの院予備を知ることができました。最初は、大学院予備校という馴染みのない場所に怖気づいておりましたが、大学院進学や予備校について、金先生が気さくに、そしてとても丁寧に説明して下さり、その不安もいつの間にか払拭されておりました。
院予備では必要な知識を基礎から学ぶことにより、入試の重要書類である研究計画書も自身で一から構成できるだけの力を身に付けられます。その過程で修士論文執筆に繋がる知識も得ることができ、同じ準備期間であっても、ただ闇雲に過ごしたり、その場しのぎの対策をするよりも断然に有意義な経験を積むことができると思います。
私は、決して要領の良い方ではないため、入試準備についても人より長い期間を要してしまいましたが、院予備で学んだことにより、正確な知識による適格な指導と自身のやる気があれば、多少背伸びをした目標であっても着実に形にしていけることを実感出来ました。 |